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個人融資を利用する際のデメリットと注意点
「個人融資」そう聞くとどこか安心する所はありませんか?「闇金」と聞けば勿論「個人融資」に比べ警戒心が高まる事でしょう。そんな言葉のニュアンス1つで捉え方が変わり「闇金」よりも安易な気持ちで「個人融資」の業者へお金の相談をし融資を受けちゃうような事もありますよね。では今回の記事ではそんな「個人融資」のデメリットと利用の際に注意すべき点をご紹介していきたいと思います。これから個人融資から仮いっれを考えている方、今現在借入れをしている方、過去に借り入れをしていた方も是非最後までご覧になってください。
個人融資のデメリット
個人融資には勿論利息制限法が存在しその制限を超える貸し付けの条件は出資法違反となります。最近ではインターネットの普及によりネット上で個人融資を行い稼ぐ業者が増えています。彼らは対面で貸し付けを行うことなくメッセージや通話のみのやり取りで融資を行います。そんな彼ら個人融資の業者からは簡単に借入れが出来るのですが4つのデメリットがあり利用の際には注意すべきことがあります。まずデメリットについてですが超高金利の貸し付け条件・闇金同様の取り立て・銀行口座凍結被害・個人情報の流出です。そしてこれらのデメリットには十分注意しないといけません。では具体的に解説していきたいともいます。
超高金利の貸し付け条件
まず「個人融資なのに超高金利の貸し付け?」と思う方もいらっしゃるかと思います。ですがネット上に存在する個人融資のほとんどが超高金利となります。いわゆる出資法違反です。ではなぜ彼らは個人融資にも関わらず超高金利の貸し付けを行うのか。それはメッセージや通話のみのやり取りで貸し付けを行う彼らにも勿論デメリットがあり全く知らない人にお金を貸すわけですからそれなりのメリットを求めます。それが超高金利となるわけです。借りる側からすると1番問題となるデメリットでしょうが貸主側からすると赤の他人にいきなりお金を貸すわけですので仕方がないと言えば仕方がない事かもしれませんね。
闇金同様の取り立て
続いてはトラブルの際の取り立て行為についてです。結論から言うと取り立て方法は闇金と同様であり、何が何でも負債を回収しようと必死になります。どの様な取り立て行為を行うのか。それはお金を借りる際に聞かれた連絡先すべてに何十回も何百回も電話を掛けます。それでもダメな場合は周り近所や会社にまで連絡をします。このような取り立ての手口は闇金となんら変わりないので十分注意すべきデメリットな点となります。
銀行口座凍結被害
次は口座凍結被害です。聴き馴染みのない方もいるかと思いますが個人融資を利用すると口座凍結被害に遭うケースがあります。ネット上の個人融資はあくまでも1人で利用者の対応を行ている事から「客振り」という手口を使います。「客振り」をすることによって起きる被害が口座凍結被害なのです。
個人情報の流出
最後にご紹介するデメリットは個人情報の流出です。個人情報の流出と聞いてどのような事を考えますか?誰かの手に個人情報が渡る?個人情報売買に利用される?勿論個人情報が売買され誰かの手に渡る事もあるでしょう。ですが彼ら貸主とトラブルが起きてしまえばTwitterや山縣昌景という個人情報晒しサイトに投稿されネット上で半永久的に個人情報が流れ続けます。Twitterの場合は投稿者のアカウントが削除されない限り残りますし山縣の晒しサイトはサイトが閉鎖しない限り永久的と言えるでしょう。ネット上にトラブル履歴が残ってしまうと他の個人融資からの借入れもかなり困難となります。ちなみに口コミ情報では山縣昌景は運営者に削除依頼すると2万円請求してくるそうです。
個人融資を利用する際の注意点
闇金のようなデメリットの多い個人融資ですが利用する際の注意点をご紹介します。1番の注意点は勿論トラブルを起さない事です。ですが超高金利の貸し付けで借りてしまえば90%以上の方がトラブルとなります。ですので借入れ前にしっかりとした返済プランを立てその返済プランを実行しトラブルの回避しましょう。トラブルが起きてしまえば彼らはやりたい放題です。すぐに身柄が拘束できるわけもありませんのでお金を借りる際に必要以上の個人情報は言わないようにしましょう。そうすれば仮にトラブルとなってしまっても被害を減少させることは出来るはずです。ですが個人情報が少なすぎると少額の融資しかしてくれないのも彼らの特徴ですので大口で借りたい場合に必要以上の個人情報を伝えるかどうかは自己責任です。
背景は闇金⁉
個人融資の注意点を話しましたが個人融資の背景は闇金とも言われています。その理由は産経新聞社のニュース記事に答えがあります。品要した内容を下記に転載しておきますのでご覧になってください。
ヤミ金融を営み、最大で法定の約138倍の高金利で金を貸し付けたとして、福岡県警は27日、出資法違反の疑いで、福岡市東区箱崎、石橋聖二容疑者(58)ら男4人を逮捕したと発表した。平成24~昨年、全国の約4千人に計約12億円を貸し、約10億円の利益を得たとみられる。県警によると、石橋容疑者らは交流サイト(SNS)で個人融資を求める利用者と連絡を取り、返済金や利息を石橋容疑者の管理する他人名義の口座に振り込ませた。返済が滞らないようにするため、顔写真や身分証明書を送らせていた。逮捕容疑は令和3年7~11月、北九州市や鹿児島県などに住む30~60代の男性3人に計約69万円を貸し付け、法定金利を超える約34万円の利息を受け取ったとしている。金利は法定の約40~138倍だったという。
まとめ
結論から言うと個人融資を行う者も常に集客しないと利益が出ない事からしっかり返済をする事でデメリットを回避することが出来ます。仮に返済トラブルが起きてしまった場合はデメリットでご紹介した手口などが行われてしまう為、利用の際は十分に注意が必要です。兎にも角にもしっかりと返済をしていれば問題ありません。そして彼らはしっかり返済する顧客を大切にします。借り手が問題を起さないとトラブルにはならないのでデメリットや注意点はあるもののどうしても資金調達に困った場合はしっかりとした返済プランを立て利用すれば問題は無いでしょう。ですが彼らの背景には闇金が居る事を忘れないでください。