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個人間融資から借りパクをすると
個人間融資を受ける際に審査がある事をご存知ですか?個人間の融資なのになぜ審査があるの?って思っている方もいらっしゃるかと思います。審査が行われる理由は簡単です。それは個人間だからといって安易な考えから借りパクを目的としている人がいるからです。そこで今回は個人間融資から借りパクするとどうなるのか解説していきたいとおもいます。個人間融資という柔らかい言葉のニュアンスと裏腹に意外と厳しい取り立てなどが行われます。
取り立て回収の対象者となる
結論から言うと個人間融資で借りパクをしてしまうと取り立ての対象者となってしまいます。個人間の融資で取り立ての対象?大したことないでしょう?なんて思う方もいるかと思います。ですが彼ら貸主は取り立てる事の出来る方にしか基本的に貸し付けは行いません。そしてその取り立て行為は【闇金】となんら変わりがありません。借入れ前に質問される緊急連絡先や周り近所の情報から勤務先などを聞き出されます。その情報量を元に融資額も決まっていると言っても過言ではありません。そして借りパクが起きた場合、その情報先へ取り立て行為を行います。ではどの様な事が行われるのか具体的に解説していきましょう。
緊急連絡先へ取り立て
取り立て対象の1番のターゲットは勿論緊急連絡先です。緊急連絡先は基本的に身内を当て嵌めます。身内でどうしても緊急連絡先がいない場合は友人や知人や会社の同僚などになります。ですがこの時に身内でない場合は融資額がガクンと下がります。そんな緊急連絡先へ個人間融資の貸主は借りた者と同様に取り立て行為を行います。例えば携帯電話への着信の数です。借りた者が連絡が着くまで電話を鳴らし続けますが、それと並行して緊急連絡先の方へも着信を行います。着信数だけを見て恐怖を感じる方も中にはいる事から電話に出なくとも心理的に攻撃をします。固定電話などもあればそちらも鳴りやまないでしょう。
勤務先へ取り立て
取り立て対象の2番目のターゲットは毎日のように勤務する勤務先です。勤務先には初め在籍確認程度の連絡があり折返し連絡を告げられます。時間が経っても借りた本人から連絡が無ければ徐々にエスカレートしていきます。どの様にエスカレートするのか。例えば勤務先がビルの一室だとします。すると彼らは同じフロアの会社を調べ連絡を初めます。どの様な連絡が入るかは大体想像が付きますよね。そして同じフロアでダメな場合はそのビル全体を調べます。それでもダメな場合は隣のビルにまで連絡をします。勤務先がしっかりと対応しなければ被害は拡大する一方です。
周り近所へ取り立て
借りパクをした本人にも緊急連絡先にも連絡が着かない場合は周り近所へ取り立て行為を行います。周り近所へどのような取り立て行為を行うのか。もちろん電話での回収行為をしますがそれ以外にもデリバリーの配達を頼んだり救急車や消防車を呼びつけたりします。彼らが周り近所へ連絡するという事は最終手段に近い状態です。借りた本人とも連絡が着かず緊急連絡先とも連絡が着かない場合、周り近所などから回収する以外他ありません。ですので借りた本人よりも緊急連絡先よりも過激な取り立て行為が周り近所へ行われるのです。
デリバリー配達などの嫌がらせ行為
緊急連絡先や勤務先や周り近所と中々上手く連絡が着かない場合はデリバリー配達などの嫌がらせ行為が行われます。この行為は借りパクをした本人から連絡が来るまで永遠に続くと思ってください。デリバリー配達以外にも色々な業務委託をし全く関係ない人が訪ねてきます。例えば水道工事を勝手に呼ばれていたり電気工事を呼ばれていたりと。もっと激しい場合はネット通販などで大型な荷物を着払いで頼まれたりします。徐々にデリバリー配達などはエスカレートするので十分注意が必要です。
携帯電話や銀行口座の凍結
彼ら個人間融資の貸主の最後の足掻きとして携帯電話や銀行口座の凍結を行います。そんなに簡単にできるの?と思う方もいるでしょうが最近では携帯会社も銀行も犯罪には敏感である事から通報1つで停止・凍結する事は十分にあります。携帯電話の場合は勿論連絡は付かなくなりますが逆に誰にも連絡が出来なくなります。その時に孤独を感じる事でしょう。そして銀行口座は給与振込みの口座であれば給与が受け取れなくなります。もともとお金に困り個人間融資からお金を借りていたのに給与が受け取れなくなると更に困てしまいますよね。給与が受け取れなくなると会社へ連絡しないといけません。ですがその時には会社へ取り立て行為が起きています。会社で大問題になる事でしょう。
インターネット上に晒される
個人間融資から借りパクをするとインターネット上に晒される危険性があります。彼らは借りパクが発生するとグループ内で情報交換をします。ですがそれだけではありません。彼らの妬みは酷くインターネット上に個人情報から写メや身分証まで晒されてしまいます。ネット上に晒されてしまうと転職の際などに大きな影響を与えてしまいます。現代は情報社会である事から会社によっては個人名をインターネットで検索されます。そんな時に個人間融資の借りパクで去られている事が発覚すれば転職・就職する事は出来ないでしょう。そしてネット上に晒されてしまうと半永久的に残ってしまう事から自身で消すことは不可能です。そうなればかなり生きづらい事になり兼ねないでしょう。
Twitterを利用し晒された場合
個人間融資のほとんどがTwitterでの集客であり晒し先としてよく利用されるのもTwitterです。もし晒されてしまった場合はTwitter社へ通報してください。通報してどうなるかTwitter社の判断となりますがやるに越した事は無いでしょう。というよりそれ以外にやれることは残されていません。仮にTwitter社が対応してくれた場合は直ぐに削除されます。
ネット掲示板を利用し晒された場合
個人間融資の貸主が利用する晒しサイトがあります。そのサイト名は「山縣景昌」というサイトで闇金や個人間融資の貸主が中心となってトラブルを起した借りパクの人を晒しています。このサイトに晒されてしまうとかなり厄介です。何が厄介なのか。このサイトは個人で運営されている事から中々晒されてしまうと削除されません。削除依頼を出しても依頼料を請求される事がありその金額は1件辺り30,000円からとも言われています。お金が必要となり個人融資を利用しトラブルを起し晒されそれを削除する為にはまた依頼料が…いつまで経ってもお金の請求は終わりません。このサイトへ晒られお金がない場合は諦めるしかないでしょう。
他の個人間融資から借入れが出来なくなる
個人間融資を借りパクすると他の個人間融資から借りれなくなります。Twitterで集客している個人間融資に関してはグループを組んでいる可能性が高く情報交換を行っています。それに晒しの確認取れると間違いなく借り入れが出来なくなり、逆にグループ内で問題を起していた場合や系列で問題を起していた場合は過去のトラブルの請求をされ兼ねません。ですので個人間融資でトラブルを起した借りパクをしてしまった場合は二度と利用しないようにしましょう。
まとめ
本記事をまとめていきましょう。結論から言うと個人間融資から借りパクできる確率は極めて低いでしょう。仮に借りパクを実行したとしても闇金同様の取り立てが待ち構えています。彼らは個人間融資であるものの他人名義の口座や携帯電話を複数所持している事から平気で取り立て行為を行います。彼らが捕まる確率はかなり低い為問答無用でやってくるでしょう。最終的にはネット上に晒し半永久的に借りパク情報が残り続ける事からかなり恥ずかしめに合う事も想定できます。兎にも角にも個人間融資から借りパクなんて考えない事です。貸し付け前にきっちりと申込みをとるのでそんなに甘くありません。個人間融資という言葉のニュアンスに騙されないようにしましょう。